弊社も設立から3年目を迎え、ポータルサイトのデザインとサーバーを一新しました。
経済産業省発表の「中小企業白書」によると、起業して1年で約40%が倒産し、2年目でさらに15%が倒産するそうです。
さらに3年目では10%弱が倒産してしまうそうなので、起業から3年経つと100社のうち60社以上は消えてなくなっていることになります。
そんな中、弊社が3年目を迎えられたのは、幸運としか言いようがありません。
これからも10年、20年と継続していくべく気持ちも新たに、サイトをリニューアルすることにしました。
通常、サイトリニューアルと言うとデザインだけの変更であることが多いのですが、今回、弊社はサーバーも移転しました。
これまでは初年度無料であったことと、いくつかの知見もあったことからAWSを利用していたのですが、今回はGMOのConohaを選びました。
理由としては、やはり費用対効果が大きいこと、そして新しい知見が得られそうだったことです。
まず費用対効果についてですが、AmazonのクラウドサービスであるAWSの場合、初年度は無料であったものの、2年目からは約3000円/月の費用がかかっていました。
会社のポータルサイトなので、この程度の出費であれば、大したコストではないのですが、削減できるところはやった方が良いだろうということで、より費用が抑えられるConohaを選択しました。
Conohaの場合は、もっとも安いプランの場合、900円/月から維持することができます。
また、サーバーでのバックアップも200円ととても安いので、一度乗り換えてみることにしました。
もう一つの理由(実はこちらの方が大きいのですが、)は、KUSANAGIを利用するためです。
AWSでWordpressのサイトを構築する際は、すでに設定が最適化されている網元AMIを利用していました。
ですが、より高速化が狙える環境としてKUSANAGIにも挑戦したいと思っていたので、今回のデザインリニューアルを機会に思い切って、サーバーの構築からやり直すことにしたのです。
実際に導入してみた結果、網元AMIに比べると、初期構築の手間はかかるものの、速度の面はもとより、セキュリティ面でもKUSANAGIの方が優れていると感じました。
今後は受託案件でも、Conoha+KUSANAGIの環境はオススメできると思っています。
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